Technical Guide
A2Aエージェントカードとは?
完全ガイド
2026年3月30日読了時間 8分
A2A(Agent-to-Agent)プロトコルは、AIエージェント間の相互運用性を実現するためのオープン標準です。Agent Cardは、このプロトコルの中核となる概念で、エージェントの能力、インターフェース、メタデータを記述する標準化されたJSON文書です。
他のAIエージェントがあなたのエージェントを発見し、その能力を理解し、タスクを委譲するための基本情報源となります。
Agent Cardの構造
Agent Cardは以下のような構成を持つJSON文書です。各フィールドは2種類の位置付け、エージェントの基本情報と操作可能なスキル一覧を含みます。
agent-card.json
{
"name": "email_agent",
"version": "1.0.0",
"description": "メール操作を処理するエージェント",
"provider": {
"organization": "Example Corp"
},
"supportedInterfaces": [...],
"capabilities": { "streaming": true },
"defaultInputModes": ["text/plain"],
"defaultOutputModes": ["text/plain"],
"skills": [...]
}| フィールド名 | 型 | 必須 |
|---|---|---|
| name | string | 必須 |
| version | string | 任意 |
| description | string | 必須 |
| provider | object | 任意 |
| skills | array | 必須 |
設置方法
Agent Cardは、Webサーバーの/.well-known/agent-card.jsonに配置して公開します。
- ジェネレーターでAgent Cardを作成し、JSONファイルをダウンロード
- /.well-known/ ディレクトリに agent-card.json を配置
- Content-Typeを application/json で配信されるよう設定
A2A vs MCP 比較
MCP(Model Context Protocol)はAnthropicが提唱するLLMとツール/データソースの接続に特化したプロトコルです。A2Aはエージェント間の対等な連携に焦点を当てています。
| A2A | MCP | |
|---|---|---|
| 主な目的 | エージェント間の相互運用性 | モデルコンテキスト管理 |
| 提唱者 | Anthropic | |
| 公開年 | 2025年 | 2024年 |
| 通信方式 | HTTP API / WebSocket | stdio/HTTP+SSE |
| ユースケース | マルチエージェント連携 | ツール・データソース統合 |
両プロトコルは相互補完的な関係にあり、コミュニティのフィードバックを得ながら仕様の改善が続けられています。
重要な情報
A2Aプロトコルは2025年にGoogleが発表したオープン標準です。現在も仕様の改善が続けられています。